イち。

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「えー、そんな良い男なの? 芸能人? 重役のおっさん?」 「まあ、ハメ撮りでも撮ったら見せてやるから」 「かじゅ大好き!!!」 抱きしめられ、豊満な胸で窒息しそうな俺のことを、先輩である仲村さんが親の敵のように俺を見ている。 (先輩の好きな人はこいつじゃないでしょ) すでにおっぱいを見ながら告白して玉砕済みなんだから。 さあて、どんな風に攻めようかな。 『今朝はありがとうございました。御礼に俺の身体を好きにして下さい』 なぁんて言って抱きつけば、経験も少なさそうな彼ならばイチコロだろ。 二人のあだ名はなんて呼ぼうかナ。 米澤 壱樹って書いてこめざわなのか! こめって呼ぶのさえ可愛い。 いっちー☆って呼ぼうかナ、どうしようかな。 「……かじゅ、仕事してる?」 「今、彼の店の土地を探してる」 貸店舗だったはず。 保険の為にあの土地を買収しておいてもいい。
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