イち。

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俺の作戦が成功しないわけないが、予定が狂った場合、何パターンか追い詰める作戦をしておかないと。 『ここ、俺が買い取ったって言ったら、意味わかるよね?』 脅されながら俺を抱くいっちーも可愛いかもしれない。たまらんな。 これ以上は鼻血出そうなので、止めとくか。 だが俺は彼の魅力を侮っていた。 会社の昼休みにあの店に行ってみれば、老若男女、とくにマダムやら女子高生がぎゅうぎゅうな店内と店の入り口に並ぶ長蛇の列を見て、心が折れた。 俺みたいなパーフェクトボーイ☆がこの女臭い列に並ぶのか!? 「……っく」 並んで御礼を言った方が好感度が上がるのは分かっているので、腹をくくった。 しょうがないじゃないか。 あんなに綺麗で、透き通るような美しい瞳の男に会ったことがなかったのだから。 あの純粋な瞳を、俺が汚してみたい。 この狂った、けれど熱く燃えたぎる思いは間違いなく俺の本気の気持ちなのだから。
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