pf. 2

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翌日の休み時間、ヅッキーが再び教室に来やがった。 「自分が目立つ事、いい加減自覚しろよ」 「悪ィな。昨日言ってた主将の名前、後輩に訊いて判ったよ」 「……えっ?」 「剣崎だ」 「…剣…崎…?」 「おう」 剣崎…?3年って言ったな?同じ苗字…兄か?だとしたら…… 「そいつの弟が1年にいるらしい。確か名前は…蓮_て、おい!のの?!」 オレは、何て事をしちまったんだ! 確かめねぇと! オレは、1年のフロアに向かって走った。 ああっ!!クソッ。クラス訊いてなかった。 端から順に扉をあけていく。 オレの顔を見た途端、青ざめていくのが判る。 今は、そんな事どうでもいい。 「剣崎蓮はいるか?」 みんなオレから視線を逸らす。 チッ 「クラスが解るヤツは?」 「……Cです」   か細い声。 オレは、そのままCに急いだ。   入り口から顔だけ覗かせ、アイツを捜す。 クソッ アイツ、ちっこいかんな。 めんどくせぇ。 「剣崎蓮は、いるか?」 オレの一声でクラスのヤツらは、さっと引いていき、目の前に蓮が現れた。
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