高鬼

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俺はバッ!!と連絡通路の方へ行く。 もはや、連絡通路と言って良いのか分からないが… 裏校舎と表校舎を繋いでいた通路は完全に下に落ちてしまっていて…もはや何もない。 身を乗り出し、下を確認したが… 黒い液体が蠢く3階の廊下が見え、竹崎の姿は見えなかった。 「…くそぅ…」 俺は4階の廊下に目を向ける。 そこには俺より先にたどり着けていたヤンキーと根暗眼鏡、清田と坂本がいた。 居たんだが… 目の前で起きている現状に、頭がついていかない。 根暗眼鏡が、ヤンキーを刺しまくっていた。
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