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「先輩みーっけ!」
「お、あさひちゃん。今日も可愛いね!」
白い歯がキランって光った。
お昼に購買付近をうろつけば先輩に会える事がわかった私は、とうとうお昼ご飯を完全にパンに切り替えた。
それまでお弁当持参して完食後、デザートにチョココロネかチョコデニッシュだったけど!
お前そのまま行くと太るぞってアイアイが言った言葉に衝撃を覚え、お弁当はとりあえずやめた。
アイアイは見事なスレンダーボディだから、説得力がある。
もしアイアイがぽっちゃりだとしても、それはそれで説得力があるんだろうけど。
どっちにしろ、スポーツのルールなんて全く圏外、もちろん体育以外体を動かすことをしないから、コレしか方法はない。
「先輩も今日はコロネちゃんですか?」
「ははっ!ざーんねん。今日はチョコクリームコッペパンだよ」
「うわーっ、それも美味しそうです!」
「だろー?俺も見た瞬間、これだー!って思ってさ」
先輩はチョココッペの袋の他にもいくつもパンの袋を持っていて、片腕で抱きかかえるようにしていた。
「先輩沢山食べますねー?」
「実はさっき弁当食ったけどな!コレは食後のデザートで、後は部活の前用」
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