第2話 女帝様の癒し+友人′S (前編)

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 雪夜は琳耶を起こさぬように、そっと腕を外しベッドから抜け出した。着替え(制服)を持って、洗面所兼脱衣所に向かう。  脱衣所に制服を置き、バスルームに入りシャワーを浴びる。バスルームから出て、躰を拭き髪を乾かし、制服を着た。  洗面所兼脱衣所からキッチンへ向かい、冷蔵庫を開ける。今ある食材で作れる料理を、頭の中で組み立てる。 雪夜 (お米は昨夜ので終わり。卵があるから、デザートは〝蒸しプリン〟で、……後は………)  プリンを蒸すのは時間が掛かるので、先に作り多機能レンジの『スチーム機能』でじっくり蒸す。  その間に、他の朝食メニューを作る。結局、サンドウィッチとチーズオムレツ、温野菜サラダにコンソメスープと言う〝定番メニュー〟に落ち着く。 琳耶 「………ん~、いー匂い………ゆ、き………お……はよ……」  いつもなら、起こされなければ起きない琳耶が、珍しく自分から起き出して来た。 雪夜 「あれ、起きたのか、琳。朝食出来たから、顔洗ってこい。」  琳耶は『ん』と言って、フラフラと歩いてゆく。まだ、頭がハッキリしないのだろう。琳耶は〝低血圧気味〟で、朝に弱いから。
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