第1章 ばれちゃった。
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1節 教室の席に座っているわたし。 影のちらつく…。 あ、あの子…、今朝の子だ。 校門のところにいた子。 わたしは、登校の際、 奇妙なふるまいの男の子を目撃したことを思い出した。
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