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と、急に。
ガラスの割れる大きな音とともに、
窓から教室に飛び込んできたものがある。
それは、
鉄のかたまり、
長い鉄の棒だった。
それは、
窓際から3列目で、
立っている彼の頭のほうに向かっていった。
ああ、
ダメ!!
こんなになるなんて・・・
でも、
隠さなきゃ。
でも、
彼の命が・・・
ああ、
もう間に合わない。
こんなに早く別れが来るなんて思わなかった。
わたしは立ち上がっていた。
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