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離れへくると、いよいよその声の出所がわかり、三人は窓の開いた三階を見上げました。
フランス人の青年は顎に手を当てて不思議に思いました。
「この棟は使われていないはず...?」
一方、イタリア人の青年。
「行ってみない?どんな子か興味がある。」
それに対して、スイス人の青年は。
「覗く気かい?」
三人はその場で顔を見合わせました。
その間も、頭上からは美しく甘い声が降ってきます。
・・・・・。
結局、三人はその棟に入り、声の持ち主がいると思われる三階のその部屋に向かったのでした。
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