第1章

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「ナコ! ソッチはどう?」 『リオのおかげで、とりあえず無事に着いたよ。あとみんなリオよりハグしてくる』  ハグなんて聞き慣れない行為を、さらりと述べる菜子の知らない姿。 後ろに身切れた男の姿が気になって、目を凝らしても、誰もその人には注目していないようだった。 「ハハハ! 言ったじゃナイ、ボクのスキンシップより……ah、modest」 『控えめ、ひかえめ、ね』 「ソウ!」 『ていうかなんでレオいんの? リオいつ友達になったの?』 「イマ!」 『なんじゃそりゃ』
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