第1章

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「……一個だけだよ」 「やりぃ! ラッキー!」  ひょい、と一個の唐揚げが攫われていった。 当たり前のようにご飯を食べるばかりで、何も話しが進まない。 何か話があるのだとばかり思っていたけれど、本当にお昼を一緒に食べるだけだったのかもしれない。 ぺちゃくちゃと他愛もない話をしていると、いつの間にか予鈴が鳴って、ただの楽しいお昼休みとなってしまったのだった。
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