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こそ危険な宗教集団の長グランドファーザーなのです。
そして私はグランドファーザーから特命を与えられたのです
その特命にはパートナーがつけられました
パトリックと言う名の若く美しい司祭でした。
二人に与えられた任務はある事実を調べる事でした。
我々は法律さえ犯して調査に没頭しました。
そして苦労の末ある驚愕の事実をつかみました
しかしそれをグランドファーザーに教える事に二人とも躊躇しました。
私はここにも書けないのです
その時私の良心が目覚めました。
パトリックも同じでした。
パトリックと私は二人でこの事実をもみ消そうと決めて上には報告しなかったのです
しかしやがて上は疑い始めました
私もパトリックも上の追求を受ける可能性が確実になってきました。
私はパトリックに二人で行方をくらまそうと言いました
しかしパトリックは応じませんでした。
理由はパトリックには宗教集団の中に相思相愛の少女がいたからです
私は彼女も連れて逃げようと言いましたがグランドファーザーの魔の手から一生逃亡しなければならない苦難の道に少女を連れ込むなどとてもパトリックには出来なかったようです
パトリックが躊躇している間に追求はどんどん激しくなってきました。
私はやむを得ず一人で逃亡しました。
その後パトリックがどうなったか知りません
逃亡していた私は教団の者に捕まってしまいました。
教団の者達は私に酷い拷問を加えて詰問しましたが、私は口を割りませんでした。
私を生かして拷問を加えると言う事は秘密は漏れていないと言う事です
見殺しのようにして逃げた私はパトリックへの負い目からも口をわるわけには行きませんでしたし、この怖ろしい秘密を自分の口から漏らす事は出来なかったのです
その一方で私は私が口を割らない限り殺される事はないだろと言う淡い期待も持っていました。
しかし拷問ど尋問は毎日続き激しさをましました。
私は耐えきれなくて死ぬのではないのかと思いましたが無念の気持ちはありませんでした。
これは私が背徳の者達に魅入られてしまった天罰なのです
そして魂が浄化するための試練なのです
私は秘密を握ったまま死ぬ覚悟がありました。
それは神のご意志だと考えたからです
しかしグランドファーザーは、どうしても口を割らないとわかると私を釈放しました。
グランドファーザーは怒りに任せて無益に
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