-父の会社に濱谷あゆみが-

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「…だが、オレは濱谷に使われてはいない…」  …エッ? 使われてない?…  ユウの言葉の意味を考える。 「…使われてないって、どういうこと?…」  すると、運席席の斉藤が、ミニパトを止め、  「…着いたよ…」  と、一言。  そこは、なんと、父の勤める会社の前だった。  アタシはビックリ仰天で、ユウを見る。  「…ユウ…アンタ…ここにアタシを連れてくるって、どういうこと?…」  アタシは隣に座ったユウを睨む。
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