『複雑な想い』

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会計を済まし、駐車場に向かいながら…電話をしてた。 今ね、7…(週目)って言いかけてる途中なのに、やった!って、大騒ぎしてた。電話の事は、忘れてるんだろうね。電話越しから、幸介・お兄ちゃん♪お兄ちゃん♪とか、帰り、おもちゃ買ってあげるよって…幸介に話してる声が、聞こえたの。 電話を切り、そのまま、公園に向う事にした。 着いて、歩きながら探していたら、大きな滑り台で、パパの膝の上に座って、滑ってくる笑顔の2人がいた。 幸介と圭介。 とっても仲良しで…幸介は、ママよりもパパが好きみたい。 ママは怒るからヤ!って言われた事ある。パパは甘いから、仕方ないのかな?怒る事も、大事だと思うから、私は、悪いとは思ってないんだ。 ダメな物はダメ。何でダメなのか、わかりやすく理由を伝える。理解は、まだ、出来てないかもしれないけど、そういう風に…これからだって、伝えていきたい! 『ママ~』 滑り台から降りて、幸介が走ってきたの。 「幸介。お腹空いたでしょ?帰ろっか?ママの車?パパの車?どっち乗る?」 答えは、わかってるよ!絶対におもちゃを買ってくれるパパなんだ。
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