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ように立っていた。その右手には、小澤の武器のハリセンだった 。 これがまぁー 響くこと
「お前は歴史の授業より性教育のほうが大切か!?」
めんぼくなかった。 そりゃみんな笑うだろー 改めて思った。どうやらおれは、ぼーっとしながら、ぶつくさと性教育やら女を落とすやらつぶやいていたらしい??
キーンコーンカーンコーン
「今日はここまで」
はぁ~拷問の時間が終わったー おれは、ほっと 一息をいれた。
「キンタは生徒指導室にこい」小澤の拷問はまだ終わっていなかった… むしろ終わりの始まりにすぎないのか…
おれは腹をくくった。
ガラガラ、おれはやたらに軽いドアを開けて、「失礼します」と言って
やたらに重い足を引きずりながら1歩そしてまた1歩小澤に
近づく そのころには雨もあがりうっすらと太陽の光差し込んでいた。その差し込む光が小澤の頭頂部の薄い地肌と髪に乱反射して眩しすぎなかった。
そんなことを思いながら、小澤と向き合い話を聞いた。
「おい、キンタ、君は歴史は好きではないのか?」
ゆっくりとした口調で、おれに問いかけた、いつもの興奮した感じとは違い、やたらに低い声だったので、鼓膜の奥までやたらとその言葉が響いた…
「好
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