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第2章 サクタ研究所
カァー カァー やたらとカラスの声が響く
こんなに蒸し暑い中 おれは汗の一滴もでず、
サクタ研究所の前で、ただただ、立ちすくんでいた。
今ならまだ帰れる! こんなとこぜってーやばいよ~
自問自答を繰り返しながら、ソワソワするおれ。
その時だった…
「ヤッホ~」
「は…はぁい!」
な、なんとか返事ができた。
きっと、サクタ研究所の方だ! と、一目でわかった。
それは、いかにも研究しまーす!!!という感じの
服装だし、まるで、漫画にでてきそうな、この外見
頭に髪は3本、研究シャツみたいな、白い洋服、
靴は、エアジョーダンのプレミアムバスケシューズ…
なんとも言えないこの着こなし…そして、終いには片手にアンパン
「君はもしかすると、小澤君の~…」
「は、はいそうです!」
「お待ちしてましたよ。 さ~どうぞ! フェッフェッフェッ~ 」
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