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「ちょっ」
淳は腰を引こうとしたが、上から跨がれているので動かせない。
「淳さん、勃ってる」
「うわー!」
思わず、両手で耳をふさいだ。
顔が熱い。
皆川がいやらし過ぎて、思考が停止しそうだった。
皆川は淳の右手を掴むと、皆川自身の下腹へ導いた。
淳の手に触れたのはズボンの上からでも分かる膨らみ。
「僕もです」
「っ・・・」
皆川の目がいつもと全然違う。欲情したオスの目に変わっていて、淳は戸惑うしかない。
それでも、こんなに求められることが初めてで、体中に幸福感が押し寄せる。
ズボンのジッパーが開く音がして、目線で追うと、淳の下着が見えていて、これから皆川が行うであろう行為に不安と期待が混ざり合う。
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