やさしい恋をして

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「それ、何に使うの?」  なんとなく想像はついたが、聞かずにはいられなかった。  さっき皆川はちょっとだけと言っていなかったか?。もしかして最後までするつもりなのだろうか。  淳は男との経験は無い。皆川の事を意識し始めてから、ネットで検索はしたことがあるが、まだまだ先の事だと思っていた。  その不安が顔に出ていたのだろう。皆川は「大丈夫です」と言った。 「怖い事はしませんよ。安心してください」  容器から手に移して、先ほどまで皆川が咥えていたそれに塗りたくられる。 「ん!」  少し冷たかった。  そのまま上下に擦られる。  ヌルヌルした滑りの良さが、口でされていた時とはまた違った感覚を引き起こす。 「淳さん、気持ちいいですか?」 「んん・・・っ」  皆川は恥ずかしい事を平気で聞いてくる。何だか自分ばかり翻弄されて悔しくなり、淳は皆川のズボンのジッパーに手をかけた。 「えっ、淳さん?」  されると思っていなかったのか、少し慌てた声が帰ってきた。  それに気をよくした淳は、出てきたペニスを緩く擦りだす。
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