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固まってしまった淳に皆川は優しく抱き抱えてくれる。
「大丈夫です。ちょっと触れるだけです」
そんな淳の緊張を汲んで、あやすように皆川は言った。
服をとっぱらって、互の素肌が合わさると、直情的な快感とは違う安心感に満たされる。
淳の緊張が和らいだところで、皆川は淳のズボンを取り払った。
皆川もズボンを脱ぐと、またギュッと淳を抱きしめて触れるだけのキスをする。
「淳さん、好きです。大好き」
「も、分かったから・・・」
皆川が繰り返す度に顔が熱くなっていく。
恐らく顔は隠しきれずに真っ赤になっていたのだろう。
皆川はふっと微笑むと、顔中にキスをして、それからまた深いくちづけをする。
(幸せ過ぎて怖い)
胸が掴まれる程の幸せを皆川と合うまで想像したことすらなかった。
「あっ」
幸せに浸っていると、宙ぶらりんになっていた中央を掴まれ、激しく動かされる。
急に刺激されて、声を抑えることすらできない。
先ほど塗ったローションがヌルヌルと滑り、それすらも快感に変わる。
いつの間にか、皆川の昂ぶったそれが淳の股に挟まって律動を繰り返していた。皆川のペニスが行ったり来たりする感覚が淳の昂ぶりに重なり、痺れるような快感をもたらす。
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