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「じゃあ、タケルにラインするね?」
里香は可愛く微笑んだ。悪魔のような微笑みだった。
里香はカバンからiPhoneを取り出して素早くタケルにラインした。
<<里香デス。こんにちは。昨日はアリガト。麗子に話したよ。オケーだって。返信欲しいなあ>>
里香のピンクのカルジュルネイルした指先の動きは速かった。
「里香の行動の早さにはいつも感心するよ」
私は里香の綺麗な長い金髪に見惚れながら呟いた。
里香は頬を赤く染めて可愛く微笑んだ。里香の気持ちが高揚しているのが手に取るように解った。
食べちゃいたくなる位の美味しそうな頬と柔らかそうな唇だった。
この可愛い唇で、いったい何人の男のモノを咥え込んだのだろうか。恐らく数え切れない。
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