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結局、綾香は2射どころか3射で全てのボールをポケットに入れてしまい、平次に番を譲る事無く完封勝利してしまった。
あまりにも卓越した綾香の技量に言葉を失った平次が、テーブルの上にキューを置く。
「あら、辞めちゃうの?
残念、もっと貴方と楽しみたかったのに・・・」
綾香の言葉に、狼狽える平次・・・。
しかし平次とて男だ。
「私、貴方がそんな簡単に怖じ気づく男じゃないと思ったけどぉ?」
綾香は柔らかい太股をテーブルに乗せて、上目遣いで平次を翻弄する。
そんな平次も、己の自制心という名の導火線に火がついてしまった。
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