黄色い蝶 1.ある朝、災厄が倒れ込んできた
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心霊研究会とかいう、なにやらえらいマイナーなサークルに入ると聞いて、俺も急いで入部し、そこそこ友達もでき、何人かのグループで会うようになり、あとちょっとのところでいつも誰かしら邪魔者がいて、 ……。 ……ようやくのことで、初デートにこぎつけた。 つまり、友人抜きで、二人きりで会う約束を取り付けた。 この間、実に10ヶ月。 まさに執念のタマモノ。
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