第2章

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 * * * 学祭の準備は明日からということで 私は帰ることにした。 夏美たちは用事があるとかで先に帰っちゃったから 1人で帰ろうと思ってたんだけど 「あれ?1人なの?一緒に帰る?」 と、冬馬が声をかけてきたから 一緒に帰ることになった。 でも、蒼空くんもだなんて予想外だった。 「へー!冬馬たちの所はカフェなんだね」 「そう、兄貴は?」 「えっとね、お化け屋敷だった気がする?」 「なんで疑問形なんだよ」 昔も今も仲がいいな。さすが兄弟だよね。 でも私がいること覚えてるのかな? 2人だけで盛り上がっちゃってさー。 私も混ぜてほしいなー。 ・・・なんて。 一緒に帰れただけでも喜ぶべきかな。
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