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第1章
* * *
この春から私は高校二年生。
後輩もでき、頼られるような先輩。
少女漫画のようなキラキラした主人公
・・・などではなく、平々凡々な普通の学生である。
周りの人たちはおしゃれに興味を持ち始めたのか
キラキラしてる人がいっぱいいて正直まぶしい。
私には無縁のものに感じた。
「鈴華おはよう!」
「夏美!おはよう~」
夏美は中学の時からの友達。
優しくて人一倍正義感の強い子。
私も何度も助けられた。
一年の時は同じクラスになれなくて
悲しかったけど、今回は
同じクラスになれて本当によかった。
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