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さぁ、食べましょ食べましょ!
「あのねぇ、これ、これをうってたおねーちゃまとわたしがつくったの」
「まぁ、そうなの!? 凄いわねぇ」
「んふふー。……たべてみてー!」
おばあさんは一口口に入れ、ニコリと微笑んだ。
どう? どうですか!?
「とーっても美味しいわ」
「ほんとー? おいしー?」
「えぇ。とーっても」
「そっかぁ。えへへー」
照れるなぁ! もう!!
余りの嬉しさとちょっとの気恥ずかしさにアノ人の着物の裾をモジモジと引っ張った。
「そなたも腹が減ったのか?」
「んー……あーん」
厳密には違うけど、大して違わない空腹感に大人しく雛鳥よろしく口を開けた私。
すぐにミニ饅頭が口の中に放り込まれた。
「どう? 自分で作ったもののお味は」
「るいおねーちゃまてんさい!! おいしいっ!!」
やっぱり料理の出来って教えてくれる人にもよると思うんだよねぇ。
その点、瑠衣さんは百点満点でした!
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