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ぼごごごごごごご・・・。
あっぷっぷっぷ。
ごぼぼぼぼぼぼ・・・。
あっぷっぷっぷ。
ごぼぼぼぼぼぼ・・・・・・。
・・・・・・・・・
ぐわっ!!
ざばぁっ!!
スパァァン!スパァァン!スパァァン!
「っ!?げぼぉぉ!ぶばぁぁっ!!
げほっげほっ!!」
・・・あ、雪乃さんだー。
やっぱり雪乃さんは可愛いなー。
思わず手を頬に伸ばそうとし、スパァァン!!
思いっきり平手打ちを喰らう僕。
「大丈夫っ!?平凡君っ!!」
スパァァン!!二発目。
「大・・・げほぉぉぉっ!!」
僕に馬乗りになってビンタを浴びせていた雪乃さんがどき、ようやく意識が鮮明になってきた。
「・・・こ、ここは一体。」
見渡すと湖畔のようだ。みんないる。
「はー、よかった。
レース終わってゴールと同時に湖ダイブ。そこまではいい?」
「あうあう。」
「そう。それでね、光子ちゃんはゴリランが、あなたは偶々そこに沈んでいたジュウコウさんが助けてくれたの。」
「・・・あー、そか。レースしてたんだっけ。
そういえば雪乃さん、最後尾だったもんね。雪乃さんはダイブしなくてすんだのか。
それでレースはどうなった?」
「あら、何言ってんの。
私が一番よ。二位ゴリラン&長老。三位あなたと光子ちゃん同着。ジュウコウさん論外。」
「・・・へ?」
ぽんと雪乃さんの肩に手をおく光子ちゃん。
「平凡君。
私達がゴリランに邪魔されて止まってる間にね。雪乃さんライト消してすり抜けてったんだって。
で、あれ。」
光子ちゃんが指差した所にはトレーラー。いつからあったんだ?
「ま、まじかー。雪乃さんやるなぁ。」
豊かな胸を誇らしげに張る雪乃さん。
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