1話

6/21

1人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
「へぇー、何で?」 「だって暗くなったら帰らなくちゃいけないもん。 お父さん、そういうのには厳しいし」 「なるほどな。 まぁ夜は出歩かないほうがいいよ。 視界は悪いし、変な人がうろついているかもしれないしね」 そう言った悟は、立ち上がると私の食べ終わったアイス棒を取った。 立ち上がるときに胸の辺りに、髑髏のネックレスが見える。 金属製ではなさそうだけど、まさか骨でできてないよね?
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加