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笑顔で話していたら、彼が急に真面目な顔に変わった。
「赤ちゃん、もし出来なくても、こうして2人で仲良く過ごしていくのも悪くないと思うよ。
もし、どちらかが子供出来ない理由があって、それでも、どうしても、お母さんになりたいなら、養子をもらうって方法もあるし、俺が原因でダメでも、別れるとかはないでしょ?」
「もちろん!」
「うん、俺も、もしも駄目な理由があっても、2人でずっと一緒にいたい。
あんまり難しいことは考えないで、病院行くのも、期限決めた訳だし、とりあえず今を楽しもう」
「…ありがとう」
「っと、いうことでー」
そこまで言うと、今度はニヤニヤっと顔の表情が一変した。
「いただきまーす」
彼に抱き抱えられて、布団に運ばれ寝かされると、浴衣を簡単に剥ぎ取られた。
いつもの、体育祭のような儀式とは違う、久々に彼の男の中の本能的な欲望を見れて、彼の腕の中で激しく求め合った。
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