初恋のあいつ。

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「まあ、何でもいいって言ったの俺だしやるよ。」 すると、女子のほうから黄色い声があがる。 「きゃー!!!  李仁君が執事だって!!!」 「絶対、似合うよねー!!!」 「やばい、やばい笑  にやけが止まらないー!!!♪」 、、、、うるせぇ笑 「ねね、柚稀ちゃんはさ、やっぱ可愛い服がよくない??」 「えー、俺も李仁と同じ執事がいいなー!!  俺、男だし?」 「柚稀、お前はもうメイド服担当だ。  何を言ってる。」 「えぇー!!!笑  たなちゃん、ひどくない?笑」 柚稀は、クラスメイトと和気あいあいと話している。 もう慣れたのか。すげーなこいつ。 「はい、静かにー!!!  てことで、うちのクラスはカフェで決まりだな?」 「はーい!」「さんせー!さんせー!」「カフェで決まりー♪」 とりあえず、何とかまとまったらしいが俺執事なんて務まるのか、、、?笑 そんなことをぼーっと考えてると、隣のクラスの女子に呼ばれた。 「李仁君!  ちょっと、いいかな」 「お?  なんだなんだ、李仁  朝からまた告白かー!?」 「モテる男は違うねー笑」 「くっそ、なんでこいつばっか、、、」「まあまあ、それが宿命ってやつよ、、、」 「李仁相変わらずだねー笑」 「うっせ笑」 柚稀にまで言われるとは思ってなかったが、あいつもあいつで結構モテるだろうな。 みんなに茶化されそれを否定しながら、ドアの方へと歩く。 「ん、ごめん何?」 「えっと、ここでは、その、、、」 「んー、とりあえず今LHRだからお昼に屋上でいい?」
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