初恋のあいつ。

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「りーひとっ」 すぐそこに見知らぬ顔が現れる。 しかもそいつは俺の名前を呼んだ。 「、、、、誰」 「え!?ひどっ、忘れたの!?  俺だよ、俺!!」 、、、新手のオレオレ詐欺? 「、、、知らん」 「ははは、相変わらずだね?笑  柚稀だよ、ゆーき!!  思い出した??」 「ん?、、、ゆき、、、?」 「そ!  ゆき!」 「ゆき、、、、柚稀!?  うそっ、てか何でお前がいんの!?」 「えへへー、それはねー笑  俺、今日からここに転校してきましたー♪」 「はっ!?」 「親の都合上でねー笑  李仁どんなに探してもいねーんだもん。  クラスのやつに聞いたら屋上にいるって言ってたから来ちゃった♪」 「、、、まじか、、、こんなんドラマみたいなことがあるのか、、、まじか、、」 まさか、こいつとこんな再開するとは思ってなかった。 そりゃ思うわけない。 だって出来るだけこいつの高校と遠いところ選んだんだから。
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