第一話

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「じゃあね?アリス。行ってきます」 「母様、気を付けて 行ってらっしゃい」 僕は 笑顔で 母親を見送った。 忙しなかった朝の時間が 急に静まった。 僕は 自分の部屋に戻り 靴を脱いで ベッドに上がった。
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