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パパ 「そして、運命とは、自分が向かうべき所へ、草を掻き分け、道を作り運ぶものだ。
春妃。
お前は今の、溢れる感情の中で、もがき苦しんでいるのだろう。
だがな…。
人は人と出逢う為に生きているんだよ。
必要な時に、必要な人と出逢う。そして沢山の事を、学ぶ。
人を愛する事、守る事、慈しむ事、信じる事。
悪い感情もまた然り、嫉み、憎しみ、怒り、裏切り…
その感情も人は学ぶべき事だ。そして許す事も。
春妃がこれから先、誰かと出逢い、時には学ばされ、時には教える。
出逢うべき人がお前を待ってるんだ。
だからお前は生きなきゃいけない。
春妃の運命を切り開きながら、出逢ってくれた人の為、これから出逢う人の為、胸を張って生きていかなければいけないんだ。」
春妃。
パパとママは、ずっと春妃を見守ってる。
今までも、これからも……。
ずっと傍に。」
ママ 「春妃……、私達の生きた証。
あなたを生んだこと…
あなたに出逢えた事…
全てに感謝しているわ。
ありがとう…春妃。
愛してるわ。」
………………………パパ、ママ。
私も、愛しているわ。
愛を……、生命を…ありがとう。
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