桜雨

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そして、二人は教師を振り返り冷たい笑顔をむける。 「間違えないでね?」 「間違えんでや?」 「「叱るなら」」 二人の迫力に教師は黙ってしまった。 「けど、まぁ、煩かったのは悪いって思ってるんで、すんませんデシタ」 にかっと歯を出して笑い、席へと戻った。 「センセ、続きヨロシク」 座ると慧が手で合図をだす。
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