11月23日

3/3
1475人が本棚に入れています
本棚に追加
/754ページ
友達のアヤ。 中学からの友達。 アヤももちろん、彼との事を知っていて色々相談してる。 彼以外の事も相談していて、いつも自分の事のように真剣に考えてくれる。 そこで相談したのは、自分の価値。 アヤはいつも親身に考えてくれて、それ故に結構キツイ事も言ってくれる。 私は話を聞くくらいしか出来なくて、アヤの力になれているのかなって。 それと同時に彼にも同じ想いがあって、彼は散々ワガママ聞いて色々してくれてるのに、私は何も返せていない。 彼に言ったら、「アスカはそのまま、そばで笑って居てくれればいい。ずっと愛してくれてればいい」って言ってくれるけど、何も出来ない自分。 守らなきゃいけないものも無いのに、マサとの生活を捨てきれない。 このままでいいのかってしばらく考えてた。 その話にアヤは 「彼と一緒じゃないけど、アスカはいつもニコニコしてて、一緒にバカ出来る大切な存在だよ!そばに居るだけでいいって気持ち凄いよくわかるよ!いいんだよ、そのままで。アスカの人生だよ?まわりの事考えて、我慢ばっかしててもつまんなくない?いいじゃん、今はずるい女でもさ!」 これを言われて泣きそうになった。 ひとりでウジウジ考えてると悶々としてどんどん憂鬱になっちゃうな。
/754ページ

最初のコメントを投稿しよう!