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茶義士『クレーム対処はマニュアルに記載している通りです。
もう一度見直してください。』
え?お客に対する態度が悪い?このやり方お偉いさん方は良いといっていますが?
はぁ客数少ない旅館で働くのも辛い~
辞めたい…
でも辞めた瞬間、世界の指名手配になってしまう。神が営む旅館と言うのを信じている者や父に会ったことがある人などが意外にも多くいるらしい。
それは世界規模で浸透している。俺はその旅館の主最後の希望。
辞めれば旅館は潰れるので、神への冒涜として指名手配にされるっていうわけ。
はぁ~
逃げられないなら、辞めたいなんて思いたくなかった…
普通の一般人なら潰れかけの店で思いれが無いなら去るだろう。
俺の心境はそれと同じだ。
「女将さん、お客様が暴れています。」
茶義士『何ですか、子供みたいな言いぐさで…
酔っぱらいか何かですか?
当旅館はそういうお客様を置いとく部屋があります。案内してあげなさい!!』
え?お客様に対して失礼極まりないって?
この旅館のシステムです!!
外に放り出せば死者がでるし、その場放置すればクレームの嵐。
最善はこれです。
この時代の旅館事情はこれがまかり通るから恐ろしい…
「いえ、酔っぱらいではありません。
テロです。」
茶義士『…』
?
…………………………………
茶義士『はぁ!?
んなこと…
…………あり得そうだな…
ってお客様?』
「はい、お客様はテロです。」
~電話~
西松『はい、西松探偵事務所西松凌駕です。』
茶義士『西松?篠崎警部の携帯に電話したつもりなんだが…』
西松『篠崎警部?『凌、何人の携帯漁っている!!』あっ桐谷警部!!『誰が桐谷だ、篠崎だよ!いい加減覚えろ!!』』
篠崎『はい篠崎です。』
茶義士『茶義士村酒谷旅館の茶義士です。
旅館にテロがいるらしいですが…』
篠崎『テロ?
…………
まぁ良くわからんが、西松も暇だし一緒に来るわ』
~~
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