その2-趣味編

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俺は多趣味だ。 だがすぐに飽きる。 まぁそういうやつは珍しくない、俺もそんなとこだろうだと思っていた。 好きなことが苦手でもあると言うのも聞いたことあるだろう? 好きなことにもランクと言うのがあって、一番上には職業としていきたいと言うものがある。 これも"好きなことを職にする"なんて言葉聞いたことあるから珍しくはない… だがあいにく俺は生涯酒谷旅館の女将。 「茶義士さん、ピアノ!!レッスンに行きますよ~」 ピアノ関係も職業として考えていた。 茶義士『あいよ♪』 酒谷旅館は週一休みがある。俺はその日にピアノレッスンしにいく。へ?経理とかはって?それは部下や家族に任せている。 俺以前張り切ってやってみたら 地響『茶義っ、計算全て間違っている!! 入力ミスも目立つし…』 「女将さん、これらは私たちがやりますからもうやらないでください!!迷惑です!」 茶義士『一応私上司…』 地響『茶義っ『父ちゃん…』幸い、私は不死だ。茶義が後継ぎをするまでやってやる!!』 とまぁ… 良くわからない展開で俺は実際の営業のみ任された訳ですwww はぁ… で、なんの話だっけ?趣味多彩で週一ピアノレッスンまで言ったね… ???『神河、遅い!!紫も!!』 茶義士『すみません、秋先生…』 紫音『すみません四声桜先生…』 四声桜秋先生。父は偉大な閻魔様"四声桜空"。俺とは違って自由に育てられたらしく、ピアノ教室先生になった。 隣は俺の友達紫紫音。紫音と言う名は俺が知る限りもう一人いるが、そいつとは関係無い。 そいつと言うのはこれまた神の息子で"草薙紫音"と言う。まぁどうでもいいか… 俺の近所と言うか知り合い、親戚は皆神の子と言う異質な関係が成り立っている。 脱線したな… 秋『では先週のおさらいから… 茶義士さん、これを弾いてください。』 ピアノ歴12年なだけに、結構上まで上り詰めた。それだけに… 茶義士『どうですか?』 秋『良い感じです。 しっかり練習してきたんですね… 惜しいです、その才能を趣味だけに留めておくのは…』 多趣味な俺、ピアノなんかに興味を持つんじゃなかったあああああ!!
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