第1章

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「本宮さんの常識に合わせて言ったんだけどな」当然のように言わない。 えっ、私そんな非常識に見られてたの? 「それはどうもありがとう。それで大山君話しが」 「あ、ごめん本宮さん。俺からも話しが」まーた、はじまるのか。 「えっなに?」 「いや、今日も本宮さん可愛いなって。夏服になって、体のラインが」舐めるように見るな。ほうほうとか言わない。 「それ以上は度し難いを越えて犯罪になる」発想がおじさんで、ちょっと心配になる。 あれかな、欲求不満とかって奴なのかな。 大山君は笑顔ハイテンションで、大暴走する。 「罪か……、僕と本宮さん共犯関係だね!」ウインクして、親指立てるのは男子高校生がやると……。 「大山君、度し難いよ」
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