自傷の詩

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【もう一人の僕】 もう一人の僕 もう一人の僕 僕の中に混ざってる 白と黒を 中途半端に混ぜたみたいな 不完全な僕 白は黒が嫌い 黒は白が嫌い 絶対に交わらない 例え混ざっても 白にも 黒にも なれないから 自ら交わろうとしない 僕の事を笑っている奴がいると、 卑屈な白い僕は 自殺願望を抱き、泣き始める 最低な黒い僕は 殺意を抱き狂った笑いをあげる どちらにせよ 良いところは一つもない 最低だ 最低だ 最低だ 最低だ 最低だ 最低だ 最低だ 迷惑と分かっていて 彼を好きでいようとするのは 白い僕 叶わないと疑わず 彼を殺したいと思うのは 黒い僕 どっちも嫌い ついに僕はおかしくなってしまったのか 僕ガ二人いル…?
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