1章

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「まさか見破ってくるとおもってなかったよ。 じゃぁ俺は藍染一樹だよ。よろしくねー 藍染財閥知ってる?」 「・・・??」 こんどはわたしがキョトンってする番だ。 あの仕事してるのに藍染なんか聞いたことがなかったからだ。 「その顔だと知らないて顔だね うーんその御曹司って言っても御曹司なのはにぃさんなんだけど今日一緒にいた人が兄なんだけどさ 俺よりすごい人だから父さんはにぃさんの手伝いしろってうるさくてさー それで君は?」 「あ・・・えーと朔良 苗木朔良です。この大学の三年です。」 「あーじゃぁ同級生かー 俺も三年なんだけどさ、あまり来ることないから会うこともなかったね?」 そ、そうですね・・・と 見破ってからなぜか隣同士て屋上の地面に座ってお話をしてるほかの女の子から見たらすごく羨ましい絵だと思うと自分でも思う。 これほかの女の子に見られたらやばそう・・・ と心の中でため息をつく 「そういえばさ苗木さんってっていうより朔良って呼んでも?」 「あーいいですよわたしも一樹くんと呼んでも?」 「いいよー あと敬語も消してくれるとうれしいなーだめ?」 いきなり馴れ馴れしいかな?って思ったけどいいと言ってくれた。 甘えるような声をしてだめ?と言われる。 そしたらなぜかまた違和感が生まれた。 あれが素でこっちはつくりだから・・・うーんなにかした? とふと思った 「ねぇ・・・敬語なしで話してくれないの?」 しゅんって犬の耳が垂れてるように見れるのはきっと錯覚でそして顔を近づけるのはよしてほしい・・・ 「あっ・・・あのね!あまり友人と呼べる人かいなかったから、慣れるまでこれじゃだめかな?」 控えめにそう言ってみれば 「うーんいいけどなれたら敬語なしで話してね?」 ぎりぎり許してもらえた 顔近いのはいろんな男の人で慣れているつもりだけれどあれはただの仕事だと思うと平気なのでいまのは少し心臓に悪い。
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