1章

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「そういえば友達は?」 「あ・・・ちょっといろいろあって別行動を・・・」 「そうかーでも別行動でよかったよ朔良に出会えたし?」 「あ、あはは・・・そうですね」 あー明日から平凡に生きていけない気がする・・・うんきっとこの場面を瑠衣に見られたら説明求められる・・・絶対にされる そう思ったのだった。 この人は本当に女たらしなのでは?とそうおもった どうしてこうも女を引っ掛けるのが好きなのかと、 今日見かけただけでも女の人に囲まれていたような気がする。 そして少しお話をしてお互いにまたねと手を振り屋上を後にした。 そして朔良は瑠衣たちのいるところへと戻った。 「そういえば今までどこにいたのよ」 「あー屋上で一樹くんとお話を・・・」 話してる途中で 「朔良ー!」 「うわ!?」 人の名前をよびながら抱きついてくるのは先仲良くなった、その一樹くんだ そして先屋上で別れたはずの人だ。 女の子に人気のイケメンのこの人に好かれてしまいもう最後かと・・・命日なのかと悟るしかもうない気がしなくもないのはきっと気のせい 「またあえたー!」 「うわ・・・犬の尻尾・・・って!ちょっとあなた朔から離れなさいよ!!! このイケメン!!!」 「おー褒められた! って言っても離れないよ?だって友達だもんー!」 えへん!ってつきそうなぐらいにどや顔をする いやここで言い争わないでくれないかな・・・・人の目が・・・ 「あのね?一樹くん離れてくれると嬉しいかな・・・」 「え・・・朔良いや?」 ぐっ・・・その顔されるとぐって喉から音がしてしまうのでちょっと心が痛くなる。 「嫌というより周りの目が・・・だから一旦離れてくれる?」 「・・・わかった人がいない時にするね!」 あ・・・墓穴掘ったな・・・と思った なんででかい犬に好かれたのか・・・きっと会った時なんだろうけれど あ・・・命日だ・・・周りの目がこ、こわい 「それでどうしたの?」 離れてくれてるけれどやっぱり隣にいる。べったりとくっつきはしないけれど、 な、なつかれた!? でかい犬に!? 人の目が怖い!特に女の子たちが! と心の中で嘆いた。
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