序章

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「あん・・・いや・・・いっ・・・く」 「はぁ・・・胡蝶行くよ俺もいい?」 「だめ・・・外に」 今日はダメな日なのだだから だから外に・・・ 「うっ・・・いく!」 「だめ!お願い!!!」 悲鳴のような叫びとともに中にどろっとしたものが流れてきてあ・・・おわった・・・とそう思った 「はぁ・・・はぁ・・・胡蝶・・・これで君は僕のものだよ・・・」 そういううっとりしながらそういうこのお客さんはだれ・・・私のお得意様はこんなんじゃなかったのに・・・ 震えを抑えようと体を抱き込む 大丈夫なはずなのにあの頃の記憶がちらつく 「ごめんね・・・今日はもう帰るね・・・」 「どうしたの?いつもはこのあとはいつも泊まるのに」 「ごめんなさいこのあと用事があるのだからごめんね?」 そういって体も洗わずに服を来てそそくさとその場を後にした 久しぶりに男の人が父に見えた。 もう大丈夫だとそう思っていたのに こんなことなかったのに昔のことなのに記憶がちらついて離れない (あ・・・まだ私は汚れていて また鎖が首を絞める) ふらふらと家路へと今は一人暮らしの自分の家へと あ・・・明日学校だった 迎えに来るよね瑠衣が・・・ 大学生とはいえ・・・
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