先生、大丈夫?

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優美は、椿はさんの方見て、頷きあった。 小松さんが落ちつくのを待って、事情を聞いた。 「バイトが忙しい日が続いて、夜10時以降も働いていた所を教頭に見つかって、退学を見逃す変わりに、バイト給料の半分を渡せっていうこと。」 「・・・はい。他の皆も、同じ位だと・おも・いま・す。」 「他に何かあるの?」 「部活動とかでバイトが少なかった子は・・・体を要求されています。みんなの前で・・・」 「「!!!」」 「その被害にあっているのだれ?」 「ウチのクラスなら、中村さんと桃井さん・・です。他のクラスの子たちも何人か・・・」 優美の中で何かが切れた音がした。 「その2人とコンタクト取れる?話が聞きたい!」 「・・はい」 小松さんは、携帯で2人に連絡をとった。 運よく、2人とも時間が空いてるとのことで、優美のマンションに来てもらうことにした。 「私のマンションに向かいましょ。出る前に、小松さん、このネックレスかけて。念のために、椿さんも・・・用意いい?・・・まず、小松さんから部屋を退室して。教頭に合って、この事聞かれても、成績の事で指導されていたと言って。いいかな?・・・」
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