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「気を付けて帰ってね。」
「「「はい」」」
優美は、小松さん、中村さん、桃井さんをマンション前で見送った。
「さて準備するか。」
携帯を取り出し
「りょう、行くわよ。」
俺はノートパソコンを開ながら、ラウンジから出てきた。
「りょう。サウンドレコーディング」
「OKです。3人の声拾えてる。GPSも良好。」
駐車場で優美の車に乗り込んだところで、
「優美、ヒットです。」
「場所は?」
「駐車場出て右手で交差点左折200メートル先」
### 女の子3人 ###
「こんな所で何してるのかな?」
「教頭先生、私達は中條先生の家で、勉強を・・教わっていました。」
「そうか、大変だね送って行くよ。中條先生も暗くなってきたから送って行けばいいのに、遠慮せず車に乗って。」
車から教頭が降りてきた
「大丈夫です。歩いて帰れますから。失礼します。」
教頭は先頭を歩く、中村さんの鳩尾を殴り動けなくして、すかさず車のドアを開け、残り2人を車に押し込んだ。そして、うずくまっている中村さんを車に投げ込んで。車に乗りこみ、出発させた。
「黙っていれば、手荒なまねしなかったんだけどね。」
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