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### 放課後 ###
「中條先生、ちょっと」
「はい・・・」
### マンションのリビング ###
「いらつく、腹が立つ!も~~!」
「優美、どうしたの?」
「教頭よ、教頭!あの禿げ頭!訴えてやる!」
「先生どうしたんですか?」
「最近、絡んでくるのよ、その上体触るのよ。あれは、セクハラ行為よ、セ・ク・ハ・ラ!」
3人で夕食を取っているとき、終始ご立腹の優美はイライラを食欲で晴らすようにおかわりするわ、追加を椿に頼むはで、ようやく3人分くらいを胃の中に入れた頃に落ち着いた。
「先生、食べ過ぎですよ、だいじょ・・・う・ぶ」
優美は元々細身の体だが、今は誰がみても出ているのがわかる位に、お腹がとび出しており椿もびっくりしていた。
お腹をさすりながら
「大丈夫。りょう、この子は私ひとりで育てるから、りょうに似たり男の子なら良一文字つけていいかな?」
「優美、だっこ出来なくなったら、自分の足でお部屋に戻ってくださいね。」
「それ嫌、ダイエットする。今だったら吸収前だからリ「リ●ースはもったいからダメ。」」
「先生のイメージが・・・崩壊していく。」
ぼそっと椿が言った。
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