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俺の顔を見て椿が
「笑顔が引きつってますが。寝ている先生に何かしようとしたとか?」
「寝てるって、椿・・・」
優美を見て、思考が停止した。
優美は上半身裸で、背中を見せベットの上で横になっていた。
椿も優美を見て、固まっていた。
「ひ・い・ら・ぎ・く・ん・・・こ・の・じょ・う・きょ・う・を・せ・つ・め・い・し・て」
やっとのことで声にした椿が、汚物でも見るような目つきで、答えを求めてきた。
指向を巡らせているとき、ベットかた鳴き声が聞こえてきた。
「うぇ、うぇ、動けないのをいいことに、むり・・やり・・ふくを・はぎ・・とられ・・・ベット・・に・おし・たおされ・・・ふぇふぇ~~」
「柊くん!何したの! 先生大丈夫?」
椿はベットの上に乗り、優美を抱きしめた。
「先生、大丈・・アン!いやん!」
「椿・・どうした~~?」
「アン!・せん・いやん!・・せい、いやん!・・やめ・・て」
優美を見ると、椿の右耳を噛んでいた
「椿は、耳が弱いんだ。」
「いや~~!恥ずかしい。」
椿は顔を真っ赤にして、優美を押さえ込もうとしていたが、耳を噛まれていたため、力が入らないらしい。
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