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「少し前の椿さんに似てる。」
「私に?」
「椿さん、人は真剣に落ち込んでたり、悩んでる時は、他の人を避けるようになるのよ。あなたも一緒だったんじゃないのかな?」
「・・・」
「冗談が言えるようになったから、もう大丈夫じゃないかな? 直ったから追い出すことはしないから大丈夫。ご両親と約束したから、家族みんなで暮らせるようになるまで面倒見るからって。」
「・・・有難う御座います。」
「心配なのは、3人についてだね。それと、他のクラスにも何人かだよ。」
「優美、ちょっと良いかな。」
「なに?」
「シリアス系の話しするところで、その格好はなくない?」
優美は、上半身を毛布で巻いているだけ
「シリアス系だからって、毛布巻いてちゃいけない決まりは無いでしょう。」
「毛布の下だよ。」
「そんなに気になる~~ぅ?なら、えい!」
かけ声とともに毛布をおろした。
「えっ!」「あっ!」
黄色いTシャツを着た、優美がいた。
「どうしたの?」
「何でもない!」
椿は何が起こったのか理解できないでいた。
「それで、3人と他のクラスの女の子たちどうして最近落ち込んでるのかな?」
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