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「りょう、さて問題です。ウチのクラスの3人に共通する点は、何でしょうか？」
「しらん。」
「柊くん、まじめに考えて。」
「何で俺が考えなきゃならんのよ？」
「「いいからかんがえろ！」」
「ぶ～～ぅ。女の子、背が俺より低い、胸大っきい、髪の毛長い、前髪パッツン、見た目カワイイ系、性格おとなしい・・・質問、住んでるところは？成績は？親の職業は？希望大学は？部活動は？過去非行歴は？妊娠歴は？？」
「柊くん、案外女の子みてるよね。胸大っきいとか、前髪パッツンとかさ・・・。」
「りょうさ・・、ん～～む、部屋戻るね。」
「優美、無理しないように。」
「・・・ありがと」
優美が部屋から出て行った後に
「柊くん？」
「家庭の事情関係で共通点見つけ出した、かな？」
「個人情報ってこと？」
「その通り。椿、部屋戻れ。」
「あっ！」
赤い顔して椿が部屋を出て行った。
### 優美の部屋 ###
パソコンで資料を確認していた優美が
「やっぱり、家計助けるためにみんなバイトしてる。でも、バイト認めてるのに負い目を感じてふさぎ込んでるの？ う～～ん 分からない。いじめ？」
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