その頃ラーは考えた。

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その頃ラーは考えた。

その日は一段と熱く人々はビール片手で話が盛り上がっている中にプタハとソカリスとオシリスもビールを飲んで人間達の話に耳を傾けた。 「ラーのじいさんもこの頃はヨダレを垂らしてみっともない!よーあれで太陽神をやってるよ!」 「耳も聴こえねーし、目だって見えてないんだぜ」 「この前なんかさっき言ったことを忘れてるんだ!呆れる」 人々は太陽神ラーの悪口を言っている。 まだその頃はオシリスは地上で生活をし小麦の活用方法を模作し、ソカリスとプタハはメンフィスで鉄工の方法を勉強していた。
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