その頃ラーは考えた。

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「どうしたのか?ラー・・・」 アトゥムは心配そうに話した。 「人間がちっとも言うことを聞かない。今日もワシの神殿を壊しよった。この頃は供え物も少のうなっとる」 「それはいかんのー。どうじゃワシと一緒にコスプレしてみるか?人間も見る目が変わるかも!?」 「ハァー?聞こえん!」 ラーは大声でアトゥムに聞いた。 「コレを着てみんか?」 アトゥムは衣装を指を指しながら大声で話した。 「嫌じゃ!!笑われるわ!!」 アトゥムはその一言にガッカリした。 「アトゥム!人間を懲らしめる方法はないかのぅー」 「なら、分身でも作って文句を言うヤツ殺しちゃえば!!」 「おーそれはいいアイデア。見とれ!人間ども!クックック」
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