2章 捕縛の掟

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・ あああっもう丸見えだっ… 怖さと恥ずかしさに目を閉じながら愛美は全身に力を込める。 「日本人は黄色だと聞いたがお前は白人寄りだな?日本人も多色民族か?」 「……っ…」 聞きながらザイードの男らしい指が愛美の首筋から乳房をツツッと伝いながら撫で回した。 「答えろ」 「……っ…名前以外口にするなって…」 「聞いたら答えろ。聞かぬことは一切口にするなってことだ。日本人の脳ミソは猿以下か?」 「……っ」 ムカつくっ… でも怖い方が勝ってしまう。 控え目な胸を弄ぶようにザイードは小馬鹿にしながらも指先を遊ばせる。 「あっ…」 ザイードは小さな乳首をピンッと弾いた。 「小さいな…小粒で張りがある……」 「……んっ…」 愛美は歯を食い縛りじわりとした疼きに耐えていた。ザイードはそんな愛美を眺めながら小さな乳房に顔を近付けた。 「やっ…」 ヌチャリと濡れた熱い舌が這う── 愛美にとって全てが初めての感触だ。 「お前はまだ生娘か?」 「……っ…だったらなにっ!?そうですって言ったら逃がしてくれるのっ!?」 恥ずかしさと恐れが入り雑じり、ムキになって答えた途端に頬に平手が飛んだ──
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